『四十八』手・大研究 其の十 『軽妙に陶酔する浜千鳥』
現代で言うところの正常位が『本手』である。
何度も書いてきたが、正常位とは、カトリックで、唯一許されたスタイル(宣教師のスタイル)に由来する呼び名であり、それが人間の正常なスタイルということではない。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』)
これまで本手を九種ほど説明してきたわけだが、本手の仲間に入れてもよかろうというスタイルが、あと四種ほどある。
その一つが、浜千鳥である。
女は仰向けになり、男が対面して交合するところは、本手となんら変わりがなさそうだ。大きな違いは、女は片足を男の背中にまわすか、または揚げて、カラダを半分浮かすところである。
左足を揚げた場合には、同時に左手を男の背中に預けるといった具合に、女は半身を浮かす。男は右腕で、女の左半身を抱き支える。
横向きのスタイルを『側位』または『横取り』というが、浜地鳥は、半身が側位になっているわけで、本手と側位の、中間型である。
なぜ『浜千鳥』と名づけられたか?
それは、千鳥(チドリ)の足指は、前向きに三本のみであり、それによって砂浜を軽妙に動くことからきたのだろう。
女が片足を上げるため、床についているのは男の足とあわせて三本。だから浜地鳥なのであろう。
このスタイルでは、女の半身が自由になるうえに、挿入が深くなる。だから女は感じるままに悶えることができ、それによって腰を軽妙に動かせるわけで、まさしくチドリの動きそのものなのである。
ただの千鳥でもよさそうだが、浜千鳥と洒落込んだのは、女の感じ方がハンパではなく、押しては寄せる波のように、そして砕け散る波のように、陶酔するからだろうか。
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