SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・其の二十三『女の九気5』
女は、内臓を含めたカラダの全て「九気」で感じて、それでオルガスムスに達するのだと、説いているのが「古代の医学書『医心方・房内編』です。女がリードする愛し方『猫(マオ)セックス』
今まで、肺気、心気、脾気、腎気、について解釈してきました。
東洋医学では、「肝・心・脾・肺・腎」の五臓と、この五臓が作る体の構成物として「筋肉・血・肉・皮・骨」があるとします。女の官能を、これらの器官や構造物にあてはめたのが『九気』ということなのですが、実際に医心方で説明されている「気」を数えてみると、じつは「八気」ということで、ひとつ不足してしまうのです。
先までの過程で女は、オルガスムスにあり「もっと、もっと」と快感世界を泳いでいるわけですが――
それに続く、四気(の官能のステップ)とはいかなるものか、一気に解釈してみましょう。
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快感あまって、女は男に噛みついてくるだろう。それは、女が「骨気」に至ったからだ。
次に女は、足を男のカラダに絡みつけてくるだろう。それは、「筋気」に至ったからだ。
その次に女は、ペニスを撫でてもてあそぶだろう。それは「血気」に至ったからだ。
さらに女は、男の乳をいじり遊ぶだろう。それは「肉気」に至ったからだ。
と、骨気、筋気、血気、肉気、以上の四つの気は、イッタまま悶え続ける女の動作を示しているようです。
最後で、この章は以下のようにまとめられています。
このようにして、時間をかけて交合して、体を充分もてあそび、心まで官能させて初めて、女は九気の全て感じまくるだろう。
と、「時間をかけて、ゆっくり女をいかせなさい」ということを説いているわけです。もう一つ忘れてならないのは、「時間」ですよと説いているのです。
さらに――
九気のうち、一つでも至らないものがあれば、セックスは体に毒になるだろう。だから、もし、女がイッテないようなら、その数をこなして、完全に女を到達させて、治してやらなければならないのだ。
「男性諸君、頑張りたまえ!」と、古代の医学書は言いたげであります。
もっとも、これだけ念入りにイカせてもらえば、女はそのステップに応じて激しく艶めかしく官能することでしょう。ですから、それを眺める男の興奮度と満足度も最上級というところではないでしょうか。
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