SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・二十一『女の九気3(脾気)』
女が到達するには、九つのステップがあり、この九つのステップを通して、カラダの全てで官能する、そう説いているのが、古代の医学書『医心方・房内編』です。女がリードする愛し方『猫(マオ)セックス』
前回お話したように、第一段階では呼吸が荒くなり、肺が興奮する――これを「肺気」に至るといいます。
そして第二段階では、心臓と心が興奮する――これを「心気」に至るといいます。
心気に至って、オルガスムスの入り口に至った女は、次にどんな反応を見せるのでしょうか?
次には、女は興奮あまって、男に抱きついて離れなくなるだろう――これを「脾気」に至るといいます。
つまり、「脾気」に至るとは、軽いオルガスムスに達して、快感の海の中を泳いでいる状態ということでしょう。
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身もだえして、腰をくねらせたあげくに、「イク……」と言って、男によがり付いてくる状態といえば、具体的でしょうか。
「脾」とは、東洋医学では、単純に脾臓ではなくて、もっと広義に、脾臓や膵臓を含めた消化器全般のことを示します。さらには、そこから吸収される栄養や水分まで示します。
女がイクということは、すなわち脾(消化器全体)が興奮することであり、また、代謝が盛んになって、多くの栄養分を必要とする状態ということでしょう。
まさに、女の性欲とは貪欲、食欲旺盛といわんばかりでしょうか。
ここまで、「肺気→心気→脾気」という三つのステップでしたが、つまり、肺が興奮し、心臓と心が興奮し、消化器まで興奮したわけで、「ゼイゼイ、ハアハア、ドキドキ、朦朧(もうろう)、イク……!」と、ついに女は最初のオルガスムスに到達したわけです。
オルガスムスに到達したからといって、ここで終わらないのが女のカラダであり、さらに四つ目のステップへと登りつめてゆくわけです。
次なるステップは、いかなるものでしょうか? 次回に続くです!
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