SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・其の十九 『女の九気』とは?
男がオルガスムスに達するまでには『四至』がある。この『四至』を経て達せば、セックスは健康にプラスなる――と、先でお話ししました。
ならば、女が到達するには?
女がオルガスムスに達するには『九気』がある――と、古代の医学書『医心方・房内編』では説いています。
では、『九気』とはいったい?
女がオルガスムスに達するまでに、九種の官能があるということです。
中国医学(漢方)では、内臓を「肝・心・脾・肺・腎」の五臓として、この五臓が作る体の構成物として「筋肉・血・肉・皮・骨」があるとします。これらの体の器官や構造物に、女の官能を当てはめたのが『九気』であるわけです。
つまり、女は決してヴァギナだけで官能して到達するのではない。内臓を含めた肉体の全て『九気』で感じて、それでオルガスムスに達する――そう説いているわけです。
では、九気とは具体的に?
最初の「気」として、女は息を荒くするだろう。
これは「肺気」に至ったからだ。
つまり女は、セックスによって、まず肺が興奮する――呼吸数が増え、同時に呼吸気量も増えるのだ。
女の肉体は、けっしてヴァギナから興奮するのではない……そう説いているのです。
長くなるので、この続きは、また次回に!
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