SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・其の十七 『男の四至』
女のカラダは複雑です。でも柔軟で単純なところもあり、とくに交合するさいには、言い方が悪いですが“濡れて”さえいればできてしまうのです。
それに対して男のカラダは単純そうで、でも融通が利かない部分が多いのです。ブログ発の本『トゥルーSeX』
たとえば交合するには、勃起することが必須であって、でもそれは意志ではどうにもならない現象なのです。
そういう男には四至がある――そう云っているのが古代の医学書『医心房・房内編』です。
男には四至があり、女には九気がある、そう医心房は説いています。
つまり男が勃起して至るまでには四つのステップがあり、女が官能して至るには九つのステップがあるということです。
女の方が官能の仕方は複雑で、そしてオルガスムスに達するまで時間がかかる。
そのため男が四段階で、女が九段階である、それをきちんと指摘しているわけです。
さて、男の四至についてですが――
たいへんナイーブな陰茎……気持ち的には交合したいのに、でも勃起しないという場面も多い……そういうときには強制的に勃起させても交合すべきなのだろうか?
その問いには「それはそうすべきではない」と断言しています。
その理由は?
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それは何より――
男は「四至」のステップを踏んで初めて、女を「九気」に至らせることができるし、そしてその結果としてカラダが健やかになるからだ、と云うことです。
では、四至とは、いったいどのようでしょうか?
まず、最初の段階として、陰茎が怒張すること。
怒張しなければ、女と和合したいと思う強い気持ちが湧かないのだ。
次に、勃起して大きくなること。
勃起して大きくなければ、女と肌を合わせたいという強い気持ちが起こらないだろう。
その次に、大きいうえに、さらに堅くならなければならない。
堅くなっていなければ、女を突き上げようという気持ちが起こらないだろう。
最後に、堅いうえに、熱くなってなければならない。
熱くなってなければ、オルガスムスに至ることができない。
と、この章の解説は、ちょっと長くなってしまうのです。次回に続くです!
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