SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・其の十二 男の五常を見極めるべし
男の欲望のおもむくままに、女を抱いて、それで満足する。
それでは、ただの快楽にすぎない。男にとって、ほんとうに素晴らしいSeXとは、そういうものではないのだ。ブログ発の本『トゥルーSeX』
そう言っているのが、平安朝の医学書『医心方・房内編』です。
そもそも男には、男根という、別人格の生き物が備わっています。ですから、心で欲するのと、男根の状態が一致するということではないわけです。
それを具体的に、そして理詰めで説いているのが『医心方』です。
男根の状態を説明するために、お堅い医学書らしく、人の道――道徳になぞらえています。
道徳に『仁、義、禮、智、信』があるように、男の男根が興奮する状態にも、この五種の道があると、理屈っぽくお説教しているわけです。
この男根の五種の状態を、医心方では『男の五常』と呼んでいます。
そして、男は五常の道を知り、欲望のままにするのではなく、節度をもって徳あるように行為をしなければならないと説いているのです。
では、『男の五常』とは、いかなるものなのでしょうか?
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男の五常とは――
欲情し、女を抱きたくなって、射精したくなる。この状態を『仁』と呼ぶ。
『仁』の気持ちが起きて、勃起すれば、硬く大きくなる。しかし、じつのところ男根というものは、どんなときにも中は空洞にすぎないのだ。このことが『義』である。
律動が起きて、先端から射精するのが『禮』である。
情欲すればたちまち勃起し、欲望が消えれば萎えるのが『信』である。
目的を達そうとするときに自然にとりたくなる姿勢――仰向けになってリラックスすることが『智』である。
この五つの状態――男の『五常』をよく理解して、欲望に流されることなく、しっかりコントロールすることである。
たとえば、
気持の上では『仁』(欲情して女を抱きたくなっている状態)であっても、男根がまだ十分勃起して硬くなっていないときは、交合することはやめたほうがいい。
こういうときは男根に十分に精気が溜まっておらず、空洞の状態であるのだから、それで行為を行うのは、体に悪く、マイナス面が大きい。
男根の状態『五常』をよく見極めて、それに素直に従うべきである。
『信』でわかるように、精気にあふれているなら勃起し続けるし、ただ気持ちだけなら、たちまち萎えてしまう。精気が十分に養われていれば、律動がおきて射精にいたる。
いずれの状態であるのか、よく見極めて行うことが、長生きにつながるのである。
と、このように説いているわけです。
この章は、難解な漢文の内容の中でも、かなりわかりにくく、文脈から推測して私なりの解釈を試みました。
男の五常を道徳になぞらえているのも、それだけ男が欲望に流されやすいから気をつけろということでしょう。
なんと久しぶり、十月はじめての更新です。パソコンが壊れてしまい、バタバタしてしました。ようやく新しいウインドウズ(ビスタ)にも慣れてきました。新しいパソコンで初めての更新です。
猫学の本を執筆中です、SeX本と猫学の本と、頭の切り替えが必要です
頭を上手に切り替えながら、ブログの更新も続けますので、どうぞよろしゅうに(*^_^*)
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