SeXの正道――日本最古の性典『医心方』大研究・其の九 正しい女のいかせ方
正しいSeXを実践すれば、心もカラダも癒されるだろう。
そう説いているのが、平安朝の性典『医心方』です。
そのために、どのようにすべきか、医心方は丁寧に説明を重ねます。ブログ発の本『トゥルーSeX』
今も昔も、この手の本は、男のために書かれることがほとんどです。『医心方』も同様ですから、『女をどうやっていかせるか』という点に触れていることでは、現代の指南書と変わりがありません。
女をいかせたければ――
『とにかく、ゆっくりと前戯をし、心とカラダをリラックスさせてから挿入しなければならない。
乱暴に刺激するでは、女は官能しないので、とにかく、ゆっくり刺激することである。
また、手荒な挿入の仕方も、カラダに悪いので避けなければならない。
一日一夕、数十回、ただ交合を楽しむように、射精のないSeXをするならば、女は最高に官能するだろう』
そこまで読めば、それこそ現代のSeXハウツー本なのですが、でも、それで終わらないのが『医心方』です。
『そうして、女を官能させれば、どんな病気も治ってしまい、長生きできる』と、また健康に結び付けているわけです。
そして、応用編とでもいうべきか、『SeXをしても、女があまり濡れないで感じない場合にはどうすべきか?』ということに説明は及んでいます。
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女が、あまり 濡れないし感じない場合には――
『なにより大切なのは気持ちなのだ。男が女を求め、そして女も男を求める。このようにお互いが求め合って、はじめて情欲が合致して、深く感じ合えるのだ』
心が大事と説明しておいて、つぎには具体的な手法について書いています。
『クリトリスを刺激して、女がたっぷり濡れたならば、男はいよいよ挿入しよう。
ある時はゆっくり、そして変化をつけて早く動かす。
そうやって女を感じさせれば、ヴァギナは全開になり、男の精気を吸い上げ、子宮まで潤うだろう。
そしてなれば、女は、最高に悶え乱れるのだ』
と、まぁ、読んで恥ずかしくなるような、徹底した書きっぷりです。
でも、最後は医学書との威厳を保つべく――
『これがSeXの正道であって、これを守らなければ、身や心は癒されることがないのだ』と、言い切っているのです。
一歩間違えば、快楽追求のための、いやらしいSeX本。でも、そうはするまいと『医心方』は、必ず最後を『健康&癒し』でしめくくるわけです。
またまた久しぶりの更新になってしまいました。関東は蒸し暑さが、ぶりかえしています。昨日は、着物の本の打ち合わせに出かけましたが、9月というのに、夏着物のままです。
一日もはやく『ピュアSeX』を脱稿したいのですが、いろんなジャンルの本を一気に進展させておりまして、一つの本に集中するという状況にもっていけません。それでも、ブログは継続しますので、どーぞ宜しゅうに!
岩崎るりはSeX本・第一作↓(近刊予定『ピュアセ
クス』(仮題)講談社)
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