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2008年6月

『四十八』手・大研究 其の十三『快感の泥沼にはまる・しがらみ』 

 先に登場した空竹割りでは、女が太腿を閉じ、そこに男が力づくで“割り込む”ように挿入する。太腿を閉じたままという点では、『しがらみ』は、空竹割りに近い。

 男は膝から下を、女のふくらはぎに絡(から)ませ、上半身も密着させる。ブログ発『トゥルーSeX』アマゾンor楽天で見る 

 上から下まで、べったり絡み合う、それが『しがらみ』というスタイルである。

 このスタイルでは、男が脚を絡めれば絡めるほど、女の太腿はピタリと閉じる。Img_0112

 太腿を閉じれば閉じるほど、女はヴァギナも締まり、なおいっそう深く官能することになる。そして、ヴァギナが締まって女が官能すれば、男自身も締め付けがきつくなる。男は、いきそうになるのに堪えながら、脚を絡ませ続けなければならない。

 男が脚を絡ませることで、女が締まり、そして男も締め上げられる……と連鎖反応を起こすのがこのスタイルなのだ。

 まさに、『しがらみ』なのだ。切ろうしても切ることができない、快感の連鎖反応なのだ。

 男の情と女の情が絡み合い、もっともっとと、快感の泥沼にはまってゆくスタイルだ。

 人情とか、愛情とか、近頃は『情(なさけ)』のつく言葉が、死語になっているようでならない。とくにネット上での交際に欠けているのは、『情』なのだ。ネットで愛を見つけても、見せ掛けの『愛』であることが多く、そこに『愛情』はないように感じる。

 脱線するが……世の中を騒がせているネット予告型の殺傷事件など、犯罪を起こすのは人格的責任が大きいのであるが、もし、職場やネットに少しながらの『情』があれば、もっと、ましな状況になったのではないか……『情』を切り捨てて、利益だけを追求する雇用制度、そして孤独で内向きのネット世界にも一因があるのではないか?

 まァ、そんな世の中だからこそ、ぜひ、試していただきたい、伝統の技、それが『しがらみ』である。

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『四十八』手・大研究 其の十二『なんども女をいかせる・いかだくづし』

 なぜ女と男の交合で、材木を横一列に組んだ『いかだ』なのか? 

 それは、女と男の脚がまっすぐに伸び、横一列に密着して並ぶためイメージされたものだろう。ブログ発『トゥルーSeX』アマゾンor楽天で見る 

 先の、空竹割りが基本形ともいえるスタイルで、女が仰向けになる点では、本手に分類してもかまわないだろう。

 空竹割りでは、女は脚を閉じ、まっすぐに伸ばしているが、『いかだくづし』は、男もまっすぐに伸ばしたまま交合する。

 女も男も脚を伸ばしたまま、どうやって挿入するかと心配にもなるが、女のほうが脚を少し開き、男の両脚を挟むようにする。

 女の脚が外側、男の脚が内側で、いかだのように横一列に並ぶわけなのだ。

 上に乗る男のほうは、床に手をつき、カラダを浮かす。(カラダをペタリと密着させると『いかだ本手』になる)

 脚を伸ばしているから、男が上半身の力で、突き上げるかしかなくなる。

 脚を伸ばしている女は、ヴァギナを締めやすく、いきやすくなっている。けれども、男は思ったようにピストン運動ができないので、延々と続くことになる。

 スローな交合でありながら、女自身はヴァギナを締めやすいし、クリトリスが圧迫されるため、何度でもいくことになり、女には願ったりのスタイルなのだImg_2964_1  

 江戸の指南書では『いかだくずし』ではなく『いかだくづし』と表記されており、本記事もそれに基づいた。

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『四十八』手・大研究 其の十一 男の力の見せどころ『空竹割り』

 空竹割り(からたけわり)とは、SeXの一スタイルとは思えぬ、力強い名前なのだ。

 基本的には、女が仰向け、男が上に乗る――というので本手(正常位)に分類できるスタイルだろう。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』アマゾン)or楽天ブックで見る

 

 とはいえ、本手の中でも、かなり特殊なスタイルなのだ。

 女は足を伸ばして仰向けになり、太腿を閉じる。そこに男が両足でまたがる形で挿入する。

 女は太腿を閉じているわけだから、男が挿入するには、空(くう)で竹をわるような勢いがなければならない……ということなのだろう。

 太腿を閉じているから、締まり具合はきつく、また、挿入が浅い場合には、太腿に擦り付ける形になるのだから、男はいつもと違った刺激が得られるのだろう。

 太腿を閉じている女は、男まかせにするしかない。だから、男ばかりに刺激があるスタイルかといえば、そんなことはなく、両足をピンと伸ばしてヴァギナに力をこめることで、女はあたかもオナニーをしたときのように、ズキズキと律動をともなったオルガスムスを味わうことができるのだ。

 挿入でなかなか『いけない』女。それを解消するかのようなスタイルなのだ。

 ただし、女が官能して足をピンと張れば張るだけ、男の一物は外に絞り出される可能性が強くなる。それでも負けずに挿入しているには、男の足腰の筋力が強く、しかも、すぐにいってしまわないよう、一物にも耐久力がなければならないのだ。

 まさしく、空(くう)で竹を割るような、男の力が見せどころのスタイルなのだ。

Img_3027_1_2  いままで、『本手』の数々、そして本手に分類してもよさそうなスタイルを解説してきたが、一つだけ言っておきたいのは、本手は男の主体性にまかせることがほとんどなのだ。

 

 先に、繰り返しイメージトレーニングでもしておかないと、実践で使うのは無理かもしれないのだ。

 だからと言って、本など広げながら真似するなら、気持ちが冷めてしまって、男は萎えるし、女は乾いてしまう。

 48手を編み出した昔日人は、はたして、どのようにしてトレーニングしたものか……それが気になるところである。

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『四十八』手・大研究 其の十 『軽妙に陶酔する浜千鳥』

 現代で言うところの正常位が『本手』である。

 何度も書いてきたが、正常位とは、カトリックで、唯一許されたスタイル(宣教師のスタイル)に由来する呼び名であり、それが人間の正常なスタイルということではない。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』)

 これまで本手を九種ほど説明してきたわけだが、本手の仲間に入れてもよかろうというスタイルが、あと四種ほどある。

 その一つが、浜千鳥である。

 女は仰向けになり、男が対面して交合するところは、本手となんら変わりがなさそうだ。大きな違いは、女は片足を男の背中にまわすか、または揚げて、カラダを半分浮かすところである。

 左足を揚げた場合には、同時に左手を男の背中に預けるといった具合に、女は半身を浮かす。男は右腕で、女の左半身を抱き支える。

 横向きのスタイルを『側位』または『横取り』というが、浜地鳥は、半身が側位になっているわけで、本手と側位の、中間型である。

 なぜ『浜千鳥』と名づけられたか?

 それは、千鳥(チドリ)の足指は、前向きに三本のみであり、それによって砂浜を軽妙に動くことからきたのだろう。

 女が片足を上げるため、床についているのは男の足とあわせて三本。だから浜地鳥なのであろう。Img_3027_1_2

 このスタイルでは、女の半身が自由になるうえに、挿入が深くなる。だから女は感じるままに悶えることができ、それによって腰を軽妙に動かせるわけで、まさしくチドリの動きそのものなのである。

 ただの千鳥でもよさそうだが、浜千鳥と洒落込んだのは、女の感じ方がハンパではなく、押しては寄せる波のように、そして砕け散る波のように、陶酔するからだろうか。

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『四十八』手・大研究 其の八『女がもうろう世界をさまよう深山本手』

 女が仰向けになり、足を揚げるというのでは、揚羽本手や、笹舟本手にも、少々似ているのかもしれない。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』)

 仰向けになった女の膝の裏を男が手でおさえる形で、女の股間を全開にさせる、そのまま女の足を抑えた状態で、男が挿入する。それが深山本手(みやまほんて)である。

 笹舟本手では、女と男のカラダが離れ、しかも女の足の間から、ぼぼ(開=ヴァギナ)が丸見えになるのだが、この深山本手も、カラダが離れ、丸見えになることで、かなり近い。しかも、深山本手は、男の眼前にあるものは、ぼぼそのものであり、露出度の激しさで女の羞恥心をそそり、大いに興奮させるのである。

 深山という名の由来について、いろいろ論ぜられているようだが、男の眼前にあるものが、全開になったぼぼであり、その形状を山に例えたのだろうというのが一般的なようだ。

 男の目からみた、男が主体の解釈が一般的だが、女に言わせてもらえば、膝の裏を抑えられ全開にされたまま、挿入を受ければ、女は深山で道に迷ったごとく、朦朧(もうろう)の世界を右往左往するにきまっているのだ。

 足を固定され、カラダも離れたまま、まっすぐ挿入されれば、Gスポットに当たらないまでも、かなり前方を突き上げられることになり、クリトリスへの刺激も半端ではない。

 そのうえ、女は羞恥を伴い、しかも足に拘束を受ける。このような状態のとき女は、同じに挿入されても、何倍も強い刺激として受け止めるのだ。

 男の目から名づけたというなら、深山ではなく、『美山』本手として欲しかったものだ。Img_2949_1

 女が深山を彷徨(さまよ)うがごとく、深く感じ入る。だから、深山本手。女がそう解釈する48手の一である。昔人は、とにかく女を悦ばしたくて、いろいろな手法を編み出したものだ……と、そう感心して、また次回に続く。

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『四十八』手・大研究 其の七『一点集中で女をいかせる笹舟本手(ささふねほんて)』

 笹舟とは、また風流な名前である。Img_3027_1

 風流ではあるが、それは、見かけだけのことであり、女にはたまらない責めのスタイルである。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』)

 何がたまらないかといえば、女は「あの一点」に刺激が集中するのだから、激しく身悶えし、息絶え絶えになるのである。

 女は膝をつけた姿勢で、仰向けに寝る。けっして両膝を離すことはなく、足先だけを離して男を受け入れる。

 男の前にあるのは、開いたふくらはぎに縁取られたヴァギナである。なんとも刺激的な情景であろう。 

 女は膝を締めているわけで、ヴァギナも締まっているため、男は、ゆっくり挿入しなけらばならない。

 締めの姿勢のまま挿入される、それも女にとって刺激はきつかろうが、それよりもその姿勢で男が奥へ奥へと出し入れすれば、ほぼ直接的に「あの一点」、つまりクリトリスが刺激されることになる。

 女はオナニーをするとき、きまってクリトリスを刺激し、そしてクリトリスによってオルガスムスに達するわけである。それが男のSeXとなると、なかなかそうはいかずに、半端な刺激のまま、なんとなく終わってしまうことがほとんどなのだ。

 江戸人は、その女のカラダを熟知していたわけで、このスタイルによるクリトリスへの圧迫刺激は、女が自らヴァギナをすりつけ、クリトリスを圧迫刺激してオルガスムスに達するのと、なんら変わらぬ効果があるわけなのだ。

 あっぱれ48手……と、ここまで7つの本手を解説してきて、感心しきりである。

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