「女らしさの解剖学」女をハダカにしてみたら? 其の三十三『女らしさを勘違いする女たち』
女は、ヒラヒラちゃらちゃらした、可愛い洋服が好きだった。
それもそのはず、モト彼が「女らしい、可愛い女が好きだ」と言ったからだ。だから、できるだけ女っぽい服を選んで、髪をカールして、下着までフリフリレースにした。(ブログ発の本!『トゥルーSeX』)
でも、モト彼は「ぶりっ子みたいで気色悪い」と非難した。
結局、会えば喧嘩ばかりして、じきに別れてしまった。
その後で付き合った、新しい彼氏は、「女らしい、セクシィな女が好きだ」と言った。
だから女はヒラヒラ物をきっぱりやめて、露出度の高い服装にして、髪もストレートのボブにした。
すると男は、「肌を見せまくって、すごく下品だ」と非難した。
もし、今の男と別れて、また新しい男と出会ったなら、今度はどんな服装をするのだろうか?
きっと、どんな服装をしても、男に気に入られることなど、永遠にないのではないか……男に気に入られたい一心で、イメチェンをしているのに、どうしてわかってもらえないのだろう……女はそんなことを思って、ため息をついた。
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男が変わると、服装から髪型まで、別人のように変わる。女によくあるパターンだ。
それはともかく、男が言う「女らしさ」と、女は思う「女らしさ」には、大きな食い違いがあることが多い。
たとえば男が思う「女らしさ」が、態度のしおらしさ、ふと見せるしぐさの優美さ、何気ない口調のセクシーだったとしても、女はそんなことは上の空、何よりルックスを女らしく見せることに夢中になっていることが多いのだ。
真の女らしさとは何なのだろう?
女らしさは、男があって初めて求められることであって、男のための女らしさでなければ意味がないのだ。
女は、今、男のための女らしさが何であるか、しばし立ち止まって考えたほうがいいのではなかろうか。
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